こんにちは、mon mamaです!
前回に引き続き、今回も“新しい図書館体験”ができる場所を見つけました!
今回は埼玉県所沢市にある 角川武蔵野ミュージアム 。
巨大な本棚に囲まれる「本棚劇場」や「エディットタウン-ブックストリート」。
アート展示や博物館的な体験まで楽しめる、常識を覆す“体験型図書館”です。
そんな、子どもから大人までワクワクできる角川武蔵野ミュージアムの「図書館としての魅力」をたっぷりご紹介します。
📖角川武蔵野ミュージアムってどんな場所?
所沢「ところざわサクラタウン」に2020年オープン!
角川武蔵野ミュージアムは、埼玉県所沢市に誕生した大型複合施設「ところざわサクラタウン」の中心的存在として、2020年にオープンしました。日本最大級のポップカルチャー発信拠点として注目され、今では所沢の新しい観光スポットとして多くの人が訪れています。
有名な出版社「KADOKAWA」が展開する、ところざわサクラタウンのランドマークとして親しまれ、アートや文学、博物などジャンルを越えてさまざまな知をひとつにまとめた、ユニークなミュージアムです。
隈研吾氏ら監修による迫力の建築デザイン
角川武蔵野ミュージアムの建築は、世界的建築家の隈研吾氏を中心に、編集工学者の松岡正剛氏、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の神野真吾氏らの監修のもと設計されました。
外観はまるで岩が隆起したかのような迫力あるデザインで、石材を積み上げた独特のフォルムが来館者を圧倒します。昼と夜で印象が
図書館×美術館×博物館の融合施設
角川武蔵野ミュージアムの大きな特徴は、「図書館」「美術館」「博物館」という3つの要素を一体化させていることです。
本を楽しむだけでなく、アート展示や歴史的な企画展も体験できる“知の複合施設”。訪れるたびに新しい発見があり、子どもから大人まで幅広く楽しめるのが魅力です。
【アクセス・利用情報】
📍所在地:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3(ところざわサクラタウン内)
🚃アクセス:JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩約10分/関越自動車道「所沢」ICから約8分
🕒開館時間:10:00〜18:00(曜日により異なる)
🗓️休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
🎫チケット:展示内容により異なる(本棚劇場体験込みのチケットあり)
→ 最新情報は公式サイトでチェック!
最大の見どころ!「本棚劇場」
高さ8m、約3万冊の本に囲まれる圧巻の空間
「本棚劇場」に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは高さ約8メートルにもおよぶ巨大本棚。そこに約3万冊の本がびっしりと並び、まるで本の壁に包み込まれているような感覚を味わえます。静かなのにどこか神秘的で、圧倒的なスケールに思わず息をのむことでしょう。
光と映像に包まれる幻想的なプロジェクションマッピング
本棚劇場では定期的にプロジェクションマッピングが行われます。壁一面の本棚がスクリーンとなり、色鮮やかな光や映像がダイナミックに映し出される様子は、まるで本の中の物語が飛び出してきたかのよう。静かな図書館のイメージを一新する、感動的なショーです。
“読む”から“体感する”へ進化する読書体験
ここで得られるのは、ただ本を読むだけではなく、空間そのものを楽しむ体験です。本に囲まれる高揚感、映像と音が織りなす演出によって、本という存在が一層身近で魅力的に感じられるはず。本をあまり読まない人でも、「物語の世界に触れる楽しさ」を体感できるのが最大の魅力です。
マンガ・ラノベ図書館でポップカルチャーを体感
マンガ・ラノベ図書館には、日本のライトノベル約32,000冊に加え、KADOKAWA発行のマンガや児童書も約1万冊そろっています。最新作から過去の名作まで幅広く揃い、誰でも物語の世界に没入できる空間です。館内は全面窓から光が差し込む明るい空間で、屋外デッキでは自然を感じながらゆったりと読書を楽しむこともできます。
出典:YouTube【角川武蔵野ミュージアム】マンガ・ラノベ図書館 / Manga & Light Novel Library
壁一面の蔵書でポップカルチャーに没入
マンガ・ラノベ図書館の最大の魅力は、壁一面に並ぶ豊富な蔵書。ライトノベルやコミック、人気のポップカルチャー作品がぎっしり揃っており、手に取るだけでワクワクする空間です。希少な作品やシリーズものも揃っているため、ファンにとっては“宝探し”のような楽しさがあります。
イベントと連動した体験型展示
館内では、特定の作品やジャンルにちなんだイベントや展示が定期的に行われます。単に読むだけでなく、映像や音、ワークショップを通して物語の世界を体感できるのが特徴。お気に入りの作品の世界に浸りながら、五感で楽しむ新しい読書体験を提供しています。
子どもから大人まで楽しめる工夫
この図書館は、年齢や読書経験に関係なく誰でも楽しめる空間づくりがされています。座りやすいソファや階段状の閲覧スペースがあり、子どもも大人もリラックスして過ごせます。親子で訪れて一緒に読み比べたり、友達同士で作品について語り合ったり、世代を超えた交流の場としても最適です。
ジャンルを超えて楽しむ「エディットタウン-ブックストリート」
本の香りや活気を感じながら散策できる「本の街」。松岡正剛氏の監修により、世界を理解する9つの視点に基づいて選ばれた約25,000冊の本が、50メートルにわたる通り沿いに並んでいます。新しい本に出会うたびに、思わぬ発想や物語の連鎖が生まれる、訪れる人すべてが発見を楽しめる空間です。
自由に本を楽しむ
「エディットタウン-ブックストリート」は、ライトノベルやコミック、小説などさまざまなジャンルの本を自由に手に取って楽しめるエリアです。壁一面の本棚には、最新作から定番作品まで幅広く並び、訪れる人が思い思いの読書体験を味わえます。
多彩なジャンルで新しい発見
このエリアでは、普段手に取らないジャンルの本にも出会えるのが魅力です。文学作品やライトノベル、マンガ、さらにはアート関連の書籍まで揃っており、読書の幅を広げることができます。思わぬ本との出会いが、新しい興味や好奇心を刺激してくれます。
リラックスできる空間で長居もOK
館内は自然光が差し込む明るい空間で、座りやすいソファやカウンター席も完備。ゆったりと本を選び、読みながらくつろぐことができます。友達同士や親子での読書タイムにもぴったりで、滞在そのものが楽しみになるエリアです。
📝利用方法と料金について
🎟 利用料金・入館条件
チケット料金
一般(大学生以上) | 中高生 | 小学生 | |
マンガ・ラノベ図書館 |
600円 | 300円 | 200円 |
KCM スタンダードチケット(本棚劇場含む) |
1,400円 | 1,200円 | 1,000円 |
KCM 1DAY パスポート(浮世絵展・本棚劇場含む) 月~金 |
3,300円 | 2,800円 | 2,000円 |
KCM 1DAY パスポート(浮世絵展・本棚劇場含む) 土日 |
3,700円 | 3,100円 | 2,300円 |
KCM イブニングパスポート(浮世絵展・本棚劇場含む) |
3,000円 | 2,500円 | 1,800円 |
体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN |
2,700円 | 2,200円 | 1,500円 |
※未就学児は無料です
※上記はすべて税込み価格です
※当日券料金は、上記と異なる場合があるのでサイトを確認してください(当日券料金はこちら)
※障がい者割引(ご本人様と介助者1名は半額)は当日券に限りご利用いただけます。2F総合インフォメーション/チケットカウンターにて障がい者手帳をご提示ください
まとめ
おすすめポイント
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圧倒的スケールの「本棚劇場」
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マンガ・ラノベ図書館で物語に没入
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エディットタウン-ブックストリートで新しい本と出会う
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アート・文学・博物が融合した複合文化施設
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隈研吾氏デザインの個性的な建築
角川武蔵野ミュージアムは、図書館でありながら、アートやエンタメの要素を盛り込んだまさに“知のテーマパーク”。
本が好きな人はもちろん、「本はあまり読まない…」という人でも、圧倒的な空間デザインと体験型展示で楽しめるはずです。
次の休日は、所沢で新しい“本の冒険”を体験してみませんか?

福岡県在住。年齢差アリ3姉妹を育てるママです。最近、かぞくと過ごす毎日はこどもの成長と共に変化することを実感しています。お姉ちゃんたちはなかなか一緒におでかけすることが難しくなったこの頃。また、まだまだ遊びたい真っ盛りの三女。そんな環境でも日々楽しく過ごすことをモットーに過ごしています!