こんにちは。tomyです。
いつの間にか、年末が近づいてきましたね。毎年のことですが、この時期になると1年ってあっという間だなと感じます。でも、今年は新しい生活様式で新しいことを始めたりして、意外と充実していたのかなとも思います。まだ、あと一月あるので振り返るのは早いですね。
さて、そんなことでもうすぐ12月になりますが、今回は9月に訪れた、あんずの丘についてご紹介します。私たち家族(父・母・息子0歳・3歳)と、妹家族(妹・姪3歳・甥4歳)で訪れました。
迫力満点な芝すべりが気になるけれど、3歳には怖すぎる?息子と甥姪たちの反応や、楽しく遊ぶための注意事項などをレポートします。
あんずの丘とは
出典: あんずの丘
正式名称は山鹿市特産工芸村あんずの丘です。熊本県の北部、福岡県との境にある山鹿市の少し奥まったところにあります。
今回は、遊具や芝生の広場がある「ふれあい広場」で遊びましたが、7,000㎡もの敷地内には他に、蜜ロウキャンドル作りなどの体験施設や、農産物直売所、食事処やスイーツ店などがあります。
遊んで・食べて・体験できる地元で人気のスポットです。
ここがいい- 大迫力の芝すべり
- 駐車場も入場料も無料
- 目移りしちゃうアスレチック
- 芝すべりではルールとマナーを守らないと危険!
- ソリのレンタルはない
遊ぶ・食べる・体験の種類
どんな遊びができるの?
スリル満点人工芝すべり
この投稿をInstagramで見る
公園に着いてまず目の前に見えるのが、人工芝すべりです。事前に調べた時にくまモンがすべっているのを見ていましたが、実物を見ると「これは息子は怖いと言って行かないだろうな」と半ば諦め気味でした。
でも意外なことに息子の方から人工芝を「滑りたい!」と要望があり、いざ挑戦!
さすがに1人では危ないので、ソリの前に息子を乗せてママと2人ですべりました。
ものすごい速さです!なんだかジェットコースターに乗った気分です。
息子も怖がるどころか「もう1回!」コール。何度もリピートするほどはまったみたいです。
大人も大満足な芝すべりですが、いくつか注意点があります。
看板に書かれている注意事項は必ず守りましょう
特に気を付けたいのがこの2つです。
・すべる前にコースに人がいないことを確認する
・すべり終わったら急いでコースから出る
コースの上で順番待ちをしていた時に、すべっていた子どもが坂の真ん中で止まってしまい、端に寄ろうと歩いているところ、すべってきた人にぶつかってしまっていました。
スピードも出ているので、衝突するとかなりの衝撃です。絶対に周囲を確認しながらすべりましょう。
ソリは名前を書いて持参するのがベスト
ソリのレンタルはありません。でも、ソリを持っていなくても駐車場横の物産展で販売しているそうです。
持参しても、物産展で購入しても、みんな同じようなソリを持っているので何か印か名前を書いておいた方が無難です。
ちなみに、100円均一のソリでもすべれなくはないですが、しっかりとした作りのソリでなければお尻が痛くなります。ローラー滑り台でよく使われるヒップスライダーも持っていきましたが、使いませんでした。
▶おすすめのソリはこちら
ロングローラーすべり台
大型遊具ビッグキャニオンには、長いローラーすべり台がついています。高い場所には転落防止のネットが張られているので安心です。スピードもそれほど出ません。
この日は人が多かったので、すべり台も長蛇の列でしたが、待つのが苦手な息子でも並んで3,4回すべりました。
奥に見えるのは大型遊具のビッグキャニオンです(もっと奥に続いています)。こちらも魅力的ですが、3歳が1人で挑戦するのはちょっと不安です。
充実しすぎなアスレチック
ビッグキャニオンに挑戦するのはちょっと早いかな?という未就園児にもちょうどいい遊具がたくさんあります。たくさんありすぎて、子ども達はあっちにこっちに動き回るので、パパママは追うのが大変です。
次男はベビーカーに乗せていたのですが、足場がそれほどよくないのと、子どもたちの動きについていけなかったので、途中で抱っこに切り替えました。
このアスレチックはふれあい広場よりも少し高い位置にあります。そのため、小さな芝生の坂がたくさんあります。ここなら3歳でも子どもだけで芝すべりを楽しむことができます。メインの人工芝すべりは怖くて挑戦できないという子にもピッタリです。
広い芝生広場を駆け回る
芝生って気持ちがいいですよね。少し人は多かったのですが、十分走り回れる広さがありました。
地元のファミリーは簡易テントを広げてお弁当を食べたり、子どもたちが遊ぶのを見ながらゆっくりまったりしていました。
▶おすすめのテントはこちら
何が食べられるの?
栗と杏のスイーツがオススメな「洋菓子店An」
この投稿をInstagramで見る
訪れた9月末はちょうど、栗のフェアをしていました。あんずの丘がある山鹿市は、なんと西日本一の栗の産地なんだそうです。モンブランはもちろん、栗プリンや栗フィナンシェなどが人気です。1つ740円(税込)のビッグなモンブランかき氷も気になります。
他にも、あんずの丘では名前の通り、敷地内に約800本のあんずを無農薬で栽培しています。そのあんずを使った、あんずカステラ、あんずシュークリーム、あんずプリンなども人気です。
それにしても、約800本のあんずが満開を迎える3月下旬頃は、とても綺麗でしょうね。
山鹿和栗洋菓子店An(杏)
営業時間 10:00~17:00
定休日 第2・4火曜日(祝日の時は翌日)
電話 0968-48-4648
熊本名物!赤牛丼も食べられる「あんず茶屋」
この投稿をInstagramで見る
天気のいい日はふれあい広場でお弁当を広げるのもいいですが、せっかく熊本まで足を延ばしたのなら、お店であか牛丼や馬丼(980円税別)をいただくのもいいですね。
あんず茶屋
営業時間 11:00~16:00
定休日 火曜日(祝日の時は翌日)
電話 0968-48-3780
どんな体験ができるの?
蜜ロウそのままのキャンドル作り
[出典:あんずの丘]
アスレチックや芝すべりで遊ぶのが楽しすぎて、体験系はひとつもできませんでしたが、あんずの丘では体験系も充実しています。
ここの蜜ロウキャンドルは、ハチミツを絞った後の蜂の巣そのままのものを使います。天然素材なので小さな子どもでも安心です。
へちま・はちみつ館
営業時間 9:00~17:00
定休日 火曜日(祝日の時は翌日)
電話 0968 -48-3189
料金 1作品300円
※前日までに予約が必要
気軽に陶芸体験
[出典:あんずの丘]
陶芸体験ができる施設は他にもたくさんありますが、観光地でもなく、駐車場料金も無料で、遊びに来たついでにフラッと立ち寄れるのがいいですね。
伝承工芸館あんず窯
営業時間 9:00~17:00
定休日 第2火曜日・年末年始
電話 0968-48-3050
料金 1,000~2,500円
思い出に押し花グッズ作り
押し花キーホルダーの他、ハガキや定規を押し花でデコレーションすることができます。個人的には、くまモンキーホルダーが可愛いなと思います。
私は、押し花に挑戦して今まで綺麗にできたことがありません。色を綺麗に残すにはコツがいるそうです。押し花館では押し花制作キットも売られていて、それを使えば自分でも綺麗な押し花を作ることができるかもしれません。
菊鹿フラワーバンク・押し花館
営業時間 10:00~16:00
定休日 第1・3火曜日(祝日の時は翌日)
電話 0968-48-3960
料金 500~600円
その他お役立ち情報
女子トイレに男児用トイレあります
トイレはふれあい広場と駐車場の間にあります。あんず茶屋と、いこいの広場にもトイレがありますがチェックしていません。新しくて綺麗とまではいきませんが、掃除は行き届いていました。女子トイレには男の子用に壁掛小便器(大人サイズ)が設置されていました。狭い個室に息子と入らなくていいので、とても助かります。
オムツ替え台と授乳室は無し
多目的トイレもありますが、オムツ替え台はありませんでした。オムツは車で替えたり、広場の隅でコッソリ替えるしかありません。授乳室もありませんでした。
混雑状況
9月の連休に訪れましたが、200台とめられる駐車場も満車になるほど混雑していました。
アスレチックは少し密が気になりましたが、ふれあい広場は広いのでのびのびと遊べました。お弁当を広げてランチを食べるお昼過ぎ頃がピークで、15:00頃には駐車場も次第に空いてきていました。
平日は混雑しないようです。
アクセス・駐車場情報
・熊本市から
国道3線を利用して車で約60分、または県道37号線を利用して約50分
・福岡方面から
菊水ICから県道16号線、国道325号線を利用して約30分
・山鹿市内から
国道325号線を利用して約20分
・菊池市から
国道325号線を利用して約20分
【駐車場】
約200台(無料)
住所 | 〒861-0406 熊本県山鹿市菊鹿町下内田733 |
電話番号 | 0968-48-3100 |
入園料 | 無料 |
ホームページ | http://www.kafutei.co.jp/anzunooka/ |
オススメな周り方
遠方からだと公園だけのために、なかなか「行こう!」という気分にならないかもしれません。そんな時は、公園の後に温泉に立ち寄るプランはいかがでしょうか?
もみじ湯
もみじ湯はあんずの丘から車で約3分のところにあります。家族湯は10部屋あり、すべてに内湯と露天がついています。家族湯の料金は60分1,200円とリーズナブル!アルカリ性単純弱放射能温泉なので、お肌ツルツルが期待できます。
詳細はこちら→もみじ湯
道の駅水辺プラザかもと きなっせ
きなっせはあんずの丘から車で約10分のところにあります。宿泊もできるお部屋つきの温泉なので、乳児連れでもゆっくりすることができます。家族湯の料金は50分1,280円から。
道の駅水辺プラザかもとには他にも、カヌーやピザ作りなど体験も充実しています。あんずの丘と併せて訪れて、遊び倒していっそのこと宿泊してしまってもいいですね。
詳細はこちら→道の駅水辺プラザかもと きなっせ
まとめ
私は田舎出身ですが、あんずの丘がある山鹿市は同じ田舎でも、人を集める工夫が素晴らしいなと思いました。遊びも、食べ物も、体験もできる公園が、近所にもあるといいのになと羨ましくなりました。
特に、芝すべりは楽しくてクセになりそうです。甥姪たちが、しばらく近所の小高い丘でもソリにハマってしまったというのもわかります。
みなさんも一日中遊び倒す覚悟で、ぜひ訪れてみてください!
大分県出身、福岡県在住。5人家族3児(娘1歳、息子2歳・5歳)の母です。子ども達には、実際に見て触って感じる経験をたくさんしてほしいと願っています。最近は、5歳の兄を満足させつつ、赤ちゃん連れでも困らないお出かけスポットを探しています。