こんにちは。tomyです。
雲ひとつない青い空に、心地よい風!そんな朝に洗濯物を干しながら空を見ていると「今日はおでかけ日和だなぁ」と、家にいるのはもったいない気分になります。
秋と言えば紅葉、コスモス。山と島、どちらに行きたい?と息子に選んでもらった結果、島の方に決定。コスモスと海の絶景が見られることで有名な、のこのしまアイランドパークに家族で(父・母・息子0歳・3歳)行ってきました!
今回は、はじめての”のこのしまアイランドパーク”ということで、3歳児が興味を持ったポイントを中心に、基本的な楽しみかたをご紹介します。
のこのしまアイランドパークとは?
福岡市西区のマリノアシティ近くにある姪浜渡船場からフェリーで約10分の、能古島にある公園です。公園面積は約15万㎡。福岡らしくpaypayドーム(約7万㎡)と比較すると2倍ちょっとの広さです。
一年中お花が綺麗に咲き誇り、子ども心を掴むアスレチックなども人気です。開園から50年以上の園内はどこか懐かしい昭和の香りを感じますが、手入れが行き届いていて不便を感じません。機械的な遊戯施設は置かず、人々の癒しになるよう花など自然を感じられる公園にしたいという創業者の想いが現在まで受け継がれています。
ここがいい
・青い海と花畑の眺望は他ではなかなか見られない
・ロングブランコやBBQなど、たくさん遊べる
・レストランやカフェ、宿泊用コテージがある
ここがもうちょっと
・公園に1,000円以上の入園料はビックリ(維持費がそれだけかかりそうなのは納得)
のこのしまアイランドパークの特徴
四季折々のパノラマ花畑
博多湾を望む丘にある花畑は、思っていた以上の広さでした。花畑の中にも道があるので、花に包まれた気分にもなれます。海好きの私としては、花畑と海がひとつのフレーム内に収まることに感激しました。これも、創業者の綿密な計算と計画のおかげだと後で知り、素晴らしいの一言です!
今回はコスモスの時期に訪れましたが、春も夏も、そして少しだけ冬も、一年中めいっぱいの花を楽しむことができます。のこのしまアイランドパークには「遅咲きのコスモス」も植えられていて、11月上旬までコスモスを楽しめます。
パノラマ花畑は園の両端に2ヶ所あります。入園口から右に進んだところをA、左に進んだところをBとして、季節ごとの花をまとめてみました。
どの季節も、訪れてみたいですね!
A.春~菜の花と桜
A初夏~マリーゴールド
A秋~コスモス
B春~リビングストンデージー
B夏~ひまわり
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B秋~遅咲きコスモス
子どもが楽しめる10の遊び場
遊び場の他にBBQスペースや宿泊用コテージ、レストランまであるので、1泊2日でもたっぷり遊べるボリュームです。
- アスレチック
- こども広場
- ロングブランコ
- ロープスキー
- 百姓屋
- ミニ動物園
- 運動場
- ろくろ体験(陶芸)
- 絵付け体験(楽焼)
- のこのこボール
たくさんありすぎて、日帰りで訪れた今回は上から6つまでしか行けませんでした。
次の”おすすめエリア”で各遊び場について、詳しくご紹介します。
おすすめエリア
秘密基地みたいなミニアスレチック
コスモス畑のすぐ隣に、小さなアスレチックがあります。3歳の長男はまたまたヘッピリ腰で恐る恐る挑戦していました。アスレチックの上から眺める海も綺麗です。
昭和な遊びができるこども広場
輪投げや、謎のパンダバス、トーマス風な木の電車などがあります。パンダバスは廃車になった本物の車が利用されていて、本物のハンドルやウインカーレバーに息子は釘付けでした。周りでは、30分100円で借りれる竹馬に挑戦している人が多くいました。
大人も楽しいロングブランコ
こんな長ーいブランコが10基ほどあります。長いブランコは私も初めてです。普通のブランコよりも、フワーっと宙に浮いている感覚が新鮮で、大人げなく長い時間楽しみました。
SNSでは、海に面したところにも同じようなブランコがあるようでしたが、見つけられませんでした。海に向かってこぐブランコも乗ってみたかったです。
小さな子どもも一人で滑れるロープスキー
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一見恐そうですが、乗る板にはロープのガイドとなる溝が付いています。ブレたり横転したりせずにまっすぐ滑ることができるので、3歳でも一人で滑ることができます。むしろ、対象は小学生までなので親は滑れません。
ロープスキー専用の板は、入園口そばの受付で15分200円で借りることができます。コースは3段階あり、長男はほとんど初級コースを滑っていました。
登る時は板をひっぱって登る必要があります。重たいからママ持って、と甘えて私に引っ張らせるものだから、階段を何往復もする羽目になり15分後には運動不足の足が悲鳴をあげていました。
靴を脱いで遊べる百姓屋
百姓屋は駄菓子屋さんの目の前にひっそりとあります。親はほとんど目に留まらなかったのですが、長男が「面白そうな積み木がある!」と発見して手を引き連れて行かれました。
囲炉裏や古い台所のある家の縁側に、懐かしさを感じる木のおもちゃが置かれています。靴を脱いで上がるので、ハイハイの次男も動き回ることができました。長男は初めてのダルマ落としに興味津々でした。
近くで触れ合えるミニ動物園
ウサギ、ポニー、ヤギがいます。ウサギの小屋に入って触れ合えるので、せっかくなので100円のガチャガチャに入った餌を買ってみました。でも、この日は来園者が多かったためか、ウサギはもうおなかいっぱいだったみたいで、残ったエサがそこら中に散らばっていました。運よく近づいてきたウサギが少し餌を食べてくれたのでラッキーです。
餌が残ってももったいないので、ウサギのおなかのすき具合を確認してから餌を購入した方がよさそうです。
ノープランでも楽しめる運動場
下記遊具の貸し出しがあるので「ちょっとやってみようか」という気軽な気持ちで遊ぶことができます。それぞれ1時間300円です。
- キャッチボールセット
- バレーボール
- バドミントン
- サッカーボール
ろくろ体験、絵付け体験
迷って迷って結局しませんでしたが、お皿に絵を描く体験や、陶芸体験もできます。自分が書いたお皿なら、ごはんも残さず食べてくれるかもしれませんね。
- 絵付 800円~
- 陶芸 2,200円~
密かに人気!のこのこボール
ゲートボールのようなパターゴルフのような、のこのしまアイランドパークオリジナルの、のこのこボール。小さいこどもからお年寄りまで平等に楽しめるということで、意外と人気のようです。
喫茶夢路のバームクーヘンは初めて食感
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喫茶夢路ではバームクーヘンが有名みたいです。実はバームクーヘンはあまり好きではないけど、せっかくなのでレモンクリームバームクーヘンを注文してみました。
さあ食べようと、フォークを刺そうとしてビックリ。硬くて刺さらない!なんだこれ?と思いながら豪快にかぶりついたところ、クッキーみたいな食感で美味しく、はまりました!バームクーヘンの、口の中の水分を奪われる”もさもさ”が好きではない私は、こっちのバームクーヘンの方が好みです。
その他お役立ち情報
ベビーカーレンタル
入園口そばの受付で、ベビーカーを300円でレンタルしています。
今回私たちはベビーカーを持って行かず、次男はずっと抱っこでした。ベビーカーを持参している人も多くいましたが、のこのしまアイランドパークまでフェリーとバスに乗って移動することを考えると、移動時に邪魔になるかもしれません。特に、コスモスの時期など繁忙期のバスは満員になるので、ベビーカーを折りたたんで乗るのは気を使います。
園内は急な坂道もあるので、個人的にはベビーカーよりも抱っこの方が楽かなと感じました。
園内2ヵ所に授乳室
入園口のそばと、コスモスが見られるパノラマ花壇のそばの2ヵ所に授乳室があります。今回、授乳室は利用しなかったので中の様子は見ていません。広い園内に2ヵ所ですが、長く滞在する場所の近くなので十分かなと思います。
トイレとオムツ替え台
園内3ヵ所にトイレがあり、うち2ヵ所は授乳室のそばにあります。授乳室のそばではないトイレ(百姓屋の隣)では、多目的トイレにおむつ替え台がありました。女子トイレに入ってすぐのところにベビーベッドも置かれていて、そこでもオムツを替えられるようになっていました。
ちなみに長男は、のこのしまアイランドパークに到着後すぐにトイレに行きたいと言いだし、園の外でトイレを探しました。中に入らなくても、入園口の隣のドッグラン入口にトイレがあるので、繁忙期など入園口で並ぶような時も安心です。
新しくなったコテージ
コスモス畑のすぐ隣に、新しく綺麗なコテージが並んでいました。建ったばかりとは知らず、写真を撮りそびれてしまいました。この写真はたまたま映りこんだものですが、参考までに。2階建てのスタイリッシュな外観でした。
宿泊の場合、入園料は無料になります。BBQもできるので、いつか友達家族と宿泊で訪れてみたいなと思います。
混雑状況
のこのしまアイランドパークの代名詞と言えば「コスモス」と言われるほどなので、コスモスが満開の10月の週末はたいへん混雑します。多少の混雑は覚悟して行きましたが、予想以上でした。
のこのしまアイランドパークは広いので、人との接触が気になることはありませんでした。でも、フェリーとバスでの移動時は、こんなに人が多いのは久しぶりだなと感じるほどでした。
出典:マリンエクスプレス海輝
通常時はフェリーもバスも決められた時間に運航されますが、混雑時は臨時便が出されます。通常フェリーは1時間に1便ですが、定刻の30分後くらいに臨時便が出航します。
それも待ちたくないなという場合は、フェリー片道230円の倍以上の金額にはなりますが、片道500円の海上タクシーを利用すると早く到着できます。フェリーの往復チケットを購入して、並んでいたけど乗船できなかったーという時でも、片道だけ払い戻しができるので、途中で海上タクシーに変更することもできます。
コスモス以外にも、菜の花と桜が見られる4月上旬、ひまわりが満開の夏も来園者が増えます。
アクセス・駐車場情報
姪浜渡船場からフェリーに乗り、能島渡船場からバスで、のこのしまアイランドパークへ向かいます。
姪浜渡船場までのアクセス
電車・バスの場合
(1)福岡市営地下鉄空港線 姪浜駅下車→西鉄バス「姪浜駅北口」より「能古渡船場」下車
(2)西鉄バス「能古渡船場」下車
車の場合
「愛宕ランプ」下車(約20分)→姪浜渡船場まで約10分
姪浜渡船場からのアクセス
姪浜渡船場より、フェリーで能古島渡船場へ(約10分)
能古島渡船場到着後、西鉄バス「アイランドパーク行き」に乗車(約13分)
船とバスの時刻表はこちら
船の料金
大人230円(片道) 小人120円(片道)
バスの料金
大人240円(片道) 小人120円(片道)
車を能古島まで乗り入れる場合
車を島まで乗り入れる場合は下記の搬送料金が必要です。(普通車)
5m未満:5,040円(往復)
4m未満:3,140円(往復)
駐車場
姪浜渡船場横の駐車場
500円/日(1,000円/2日)
のこのしまアイランドパークの駐車場
無料
のこのしまアイランドパークの基本情報
住所 | 〒819-0012 福岡県福岡市西区能古島 |
電話番号 | 092-881-2494 |
入園料 | 大人(高校生以上) 1,200円 こども(小・中学生) 600円 幼児(3歳以上) 400円 |
営業時間 | 平日(月曜日~土曜日) 9:00~17:30 日曜日・祝日 9:00~18:30 (冬季は平日と同じ時間) |
定休日 | 年中無休 |
お得なチケットやクーポン情報
福岡検定の合格認定証でクーポンもらえる
入園料の2割相当、240円分の「園内ご利用金券」がもらえます。福岡検定は毎年1月に試験があり、翌年度に他にもいろいろな施設で特典を受けられます。ただ、初級でも試験料は2,600円かかるので、特典を受けたいから受験するというよりは、福岡が好きだから受けてみた”おまけ”のようなものです。
このカードを持っていればクーポンもらえる
下記会員カードを持っていれば入園料の1割相当、120円分の「園内ご利用金券」がもらえます。(同伴者4名まで)
- JTBえらべる倶楽部
- グルメぴあ
- 福利厚生倶楽部(リロクラブ)
これらのカードについて聞いたことなかったので調べてみると、いずれも企業が福利厚生の一つとして加入しているサービスのようです。もし勤め先が加入してれば、ほんの少しお得です。
まとめ
今回はコスモス目当てで訪れましたが、お花はもちろん、遊びも充実していました。リピーターと見られる他の家族は、しっかりレジャーシートやお弁当などを持って1日中遊ぶ気満々でした!
次は、違う季節に宿泊で訪れてみたいなと思います。花と海の景色を眺めながら、BBQなんて素敵ですよね。みなさんもぜひ、一面のお花畑に癒されに訪れてみてはいかがでしょうか。
大分県出身、福岡県在住。5人家族3児(娘1歳、息子2歳・5歳)の母です。子ども達には、実際に見て触って感じる経験をたくさんしてほしいと願っています。最近は、5歳の兄を満足させつつ、赤ちゃん連れでも困らないお出かけスポットを探しています。