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子どもと一緒に出かける場所といえば、公園や遊園地…でも、実は「図書館」も親子の時間を豊かにしてくれる場所です。
佐賀県にある「武雄市こども図書館」は、子どもたちが本と自然に出会える工夫がたくさん詰まった場所。今回は、その魅力をご紹介します。

武雄市こども図書館ってどんなところ？

出典：武雄市観光協会

武雄市こども図書館は、旧武雄市図書館をリニューアルして2017年に誕生した図書館で、最大の特徴は、「あそび」と「まなび」がひとつになった空間デザインです。木のぬくもりが感じられる建物の中には、小さな子どもでも安心して過ごせるスペースが広がっています。

ここがすごい！親子で楽しめるポイント

①まるで森の中？木の遊具と絵本のコーナー

出典：武雄市観光協会

絵本を読むだけじゃない、体を使って遊びながら本に親しめる空間が広がっています。
木製のすべり台や遊具があり、まるで「絵本の中の森」にいるような雰囲気。読み聞かせのスペースもあり、自然に親子の会話も弾みます。

赤ちゃん向けの絵本も充実していて、はじめての図書館デビューにもぴったりです。

②赤ちゃん連れも安心「ベビールーム」完備

出典：武雄市図書館

授乳室やおむつ替えスペースも整っていて、小さなお子さん連れのパパ・ママも安心。

③季節のイベントやおはなし会も開催！

定期的に開催される「おはなし会」やワークショップも人気。
工作や紙芝居など、ただ本を読むだけでなく“体験する読書”が楽しめます。

アクセス

〒843-0022
武雄市武雄町大字武雄5304-1

JR武雄温泉駅から徒歩約5分と、アクセスも抜群。
おでかけついでに立ち寄りやすく、近隣には武雄温泉や武雄神社など観光スポットもあります。

【体験レポ】武雄市こども図書館で過ごす心あたたまる一日

出典：武雄市図書館

先日、ずっと気になっていた「武雄市こども図書館」へ、10歳の娘と一緒に行ってきました。

「図書館」と聞くと静かに本を読む場所…というイメージだったのですが、ここは全く違います！
子どもが主役になれる、まるで遊べる図書館のような空間に、親子ですっかり魅了されました。

木のぬくもりに包まれて。最初の一歩からワクワク

館内に入った瞬間、まず感じたのは木のあたたかさ。
床も棚も遊具も木でできていて、まるでログハウスのような心地よい空間が広がっていました。

遊びながら本にふれる、理想の読書体験

図書館内には年齢別の絵本コーナーがあり、床に寝転がったり、クッションに座ったりしながら自由に本を楽しめます。
娘は座ってじっくり。お隣の親子さんは動物の絵本を手にとって、「ママこれ読んで！」とおはなし会がスタートしていて、とても微笑ましい光景でした。

周りを見渡すと、赤ちゃん連れのパパママ、読み聞かせをするおばあちゃんなど、
みんなそれぞれのスタイルでゆったり過ごしていて、“ここでは多少騒いでも大丈夫”という安心感がありました。

「こどもサイズ」の専用カウンターや返却カウンターも可愛らしいですね。

出典：武雄市図書館

見つからない本も「本の検索機」でスムーズに！

出典：武雄市図書館

赤ちゃん連れにもやさしい配慮

出典：武雄市図書館

授乳室やおむつ替えスペース、子供用のトイレなども完備されていて、小さなお子さんを連れたご家族にもぴったり。
私自身、娘が赤ちゃんの頃にこういう場所があったら、もっと気軽におでかけできたのに…と思わずしみじみ。

館内スタッフの方々もとても親切で、「どんな本をお探しですか？」と声をかけてくれるのも嬉しかったです。

「また行きたい！」娘の一言が何よりの証拠

図書館を出たあと、娘が「また来たいね！」とキラキラした目で言ってくれました。
“本＝楽しい場所”という記憶が、きっと彼女の中にしっかり残ったんだなと、私まで嬉しくなりました。

まとめ

タイトル『おおきくすくすく』

出典：武雄市観光協会

本との出会いが、親子の思い出に

武雄市こども図書館は、本と子どもをつなぐ工夫があちこちに散りばめられた素敵な場所でした。
静かに読むだけではなく、遊びながら学べる・ふれあえる・親子で笑い合える図書館。
本好きの子も、まだ文字が読めない小さなお子さんも、きっと楽しめると思います。

武雄市こども図書館は、ただ本を読むだけでなく「家族の時間を育む」場所。
本との出会い、自然とのふれあい、親子の笑顔――すべてがつまった素敵な空間です。
週末やお休みの日に、ぜひ足を運んでみてくださいね。